乗馬技術書 ポータル 受け売り乗馬教室先頭ページに戻る

 ゴルフなどに比べれば乗馬はマイナー。書店の実用書/スポーツ書コーナーでも乗馬に関する本はとても少ない。実際に馬に乗らずに書籍だけから乗馬技術を習得することは当然ながら不可能だが、技術書などから学ぶことはとても多く、読んで知っているのと、読んだこともなく知らないというのでは大違い。
 ここでは、比較的評判の良い技術書をいくつか紹介する。三つ星以上の本、特に「リアルライディング」は、面白い。内容がとても新鮮。インパクトのある本だ。Monty Roberts の「From My Hands to Yours」は馬がどういう動物かを知るにはとても役立つ。この本はあらゆる馬術書や馬に関する本に先立って読んでおくべき本だと思える。

お勧め度 書名 出版社 価格 内容紹介
From My Hands to Yours Monty & Pat Roberts Inc 8.83$
(Kindle)
野生馬を観察し、長年馬を調教して得た知見・経験を活かして、自分の馬を持っている人に、どうやって馬を調教するかを解説。自馬を調教するチャンスなどなくても、馬がどういうものかを知るにはとても有用な本。一読に値する。
センタードライディング2 アニマル・メディア社 6500\
+税
一世を風靡した教本。人馬の重心を合わせて真っ直ぐに乗れという主張。個々の馬の折々の調子(体調や調教の具合)を軽視しているから良くないという批判もある。
乗馬教本 恒星社厚生閣 2500\
+税
古典馬術教本。W.ミュラーゼが1930年代に書いた馬術書の和訳本。馬と人との関係、腰を張る大切さとその方法、調教の方法など実に詳しく解説されている。古いなーと言う印象を受けるが一読の価値あり。
今村馬術 恒星社厚生閣 2800\
+税
日本軍からイタリア陸軍へ馬術留学した今村安氏著の昭和初期の馬術書。馬の性質、その性質故に、守らなければいけない馬と人との関係、障碍飛越における収縮無用論などとても興味深い。但し、現在は絶版。
リアルライディング (株)テラミックス 2800\
+税
馬と人(騎手)の調教師・指導者 Perry Wood 氏の最新著作。柔らかさ、軽さ、理解が人馬の成果ある関係を築く土台であり、これらにより人馬一体、柔軟性、収縮が得られるという主張。目から鱗が随所に、馬に乗るならまず最初に読んでおくべき本
乗馬のガイドライン第一巻
人馬の基礎訓練
全国乗馬クラブ振興協会 3000\
+税
ドイツ馬術連盟の馬術書の翻訳。乗馬のためのあらゆる事柄が細かく丁寧に解説されている。一通りの事をもれなく網羅的に知るには良いが、肝心のところが「姿勢が安定していないとダメだ」「馬の〇〇を感じ取れないとダメだ」などのオンパレードのイメージがあるのが残念。

リアルライディング

リアルライディングは「目からウロコ」の話が多く馬との関係を考える上でとても為になる。上級者には常識かもしれないが以下のような記述はとても新鮮。

「ボタンを押しても馬が期待通りの反応をしない」としたら、それは
・要求を理解していない、
・要求の仕方が不明瞭/不適切、
・どこか別の場所で何か他の事をしたいと思っている、
・そもそもあなたの言うことなどを聞いていない、
・要求に応えることが身体的に(痛みなどのために)できない、
・「期待に応えるほどの価値があなたにないかも知れない」と馬が考えている(馬があなたを値踏み)
のどれかでしょう。

「馬の尊敬と信頼を得る」ためにするべき事は
・(自信がなくても)自信があるように振る舞う、
・危機的状況でも落ち着いている、
・思いやりを持つが、か弱くてはいけない、
・独立した騎座を身につける、
・自分が必要だと思う以上に馬を褒める、
・要求を少なくして結果を喜ぶ(少し出来たら良しとする)
などなど、

してはいけないことは
・馬の痛みや苦痛の原因になること、
・不安や狼狽を見せること、
・多くを求めること、
・能力のない人のように行動すること
などなど。



このページ先頭へ 受け売り乗馬教室先頭ページに戻る